ホーム > 時間基盤情報 > 暦変換 > 書式について

時間基盤情報-暦変換(書式について)

暦変換の入出力に用いる日付テキストの書式を指定することができます。入力用に指定した書式は、それに沿ってテキストが解釈されます。出力用に指定した書式は、その書式のとおりにテキストが出力されます。暦によって指定できない書式指定子や追加の書式指定子があります。詳しくは各暦の説明をご覧ください。

書式の指定

書式指定子とそれ以外の文字を組み合わせて入力または出力する書式を指定します。

例)グレゴリオ暦の出力で yyyy-MM-dd と書式を指定した場合、2013年4月1日は 2013-04-01 と出力されます。また入力の場合は、2013-04-01 の形でデータが入力されることを前提にテキストが解釈されます。詳しい入力例もあわせてご覧ください。

なお、半角スペースは引用符("または')で囲ったもの以外は読み飛ばします。

書式指定子

日付の表現に用いる主な書式指定子です。ここで紹介する以外にも利用可能な書式指定子がありますので、変換結果が想定されたものと異なる場合は、該当部分の書式を引用符で囲むなどして対応してください。

年号

gg 入力/出力 年号を解釈または出力します。

yyyy 入力/出力 4桁以上で示される年を解釈または出力します。正負の符号は桁数に含めません。
入力: 4桁未満の数字は解釈できません。年が1000未満の場合は上位の桁を0で埋めて4桁にしてください。5桁以上の数字は、数字として評価できるところまで読み取ります。
出力: 年が1000未満の場合は、上位の桁を0で埋めます。10000以上の場合はそのまま出力します。
yy 入力/出力 2桁で示される年を解釈または出力します。正負の符号は使えません。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。また、3桁以上の数字を書いた場合、最初の2桁のみが評価されそれ以降の数字は次の書式の解釈に渡されます。100の位以上をどのように仮定するかは暦によって異なります。
出力: 100の位以上の桁は表示されません。10の位が0の場合は0が表示されます。
y 入力/出力 桁数を指定せずに年を解釈または出力します。yyyyの形式のテキスト(10の位以上が0の場合)も解釈します。
入力: 数字として評価できるところまで読み取ります。
出力: 年をそのまま表示します。

MMMM 入力/出力 月の名称(省略なし)を解釈または出力します。
MMM 入力/出力 省略された月の名称を解釈または出力します。
MM 入力/出力 2桁で示される月の番号を解釈または出力します。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。
出力: 10の位が0の場合は0が表示されます。
M 入力/出力 桁を指定せずに月の番号を解釈または出力します。
入力: 数字として評価できれば、最大2桁まで読み取ります。MMの形式のテキスト(10の位が0の場合)も解釈します。
出力: 月の番号をそのまま表示します。

dd 入力/出力 2桁で示される日を解釈または出力します。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。
出力: 10の位が0の場合は0が表示されます。
d 入力/出力 桁を指定せずに日を解釈または出力します。
入力: 数字として評価できれば、最大2桁まで読み取ります。ddの形式のテキスト(10の位が0の場合)も解釈します。
出力: 日を表す数字をそのまま表示します。

その他

* 入力 入力時に用いるワイルドカードで、0文字以上の何らかの文字を示します(正規表現の .* と同じ)。次の書式指定子で解釈できる表現が現れるまで読み飛ばします。冒頭に置くことはできません。
? 入力 入力時に用いるワイルドカードで、何らかの1文字を示します。冒頭に置くことはできません。
" 入力/出力 "で囲んだ文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力されます。"自身を示す場合は、引用符(')で囲うか\"と表現します。
' 入力/出力 'で囲んだ文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力されます。'自身を示す場合は、引用符(")で囲うか\'と表現します。
\ 入力/出力 エスケープ文字です。\の直後の文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力され、引用符("または')の中でも有効です。\自身は\\と表現します。