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HuTimeの使い方(概要)

このページではHuTimeの使い方の概要を紹介しています。詳しい操作方法はマニュアルを参照してください。

1. データ作成

CSVファイルを作る

HuTime用のデータはCSVファイルから作るのが簡単です。CSVファイルの編集はMS-Excelでも可能です。

CSVファイルの必須の列 図 1-1

最初の5つの列は入力する項目が決まっています(図 1-1)。時刻は24時間制で入力し、書式はISO 8601形式(yyyy-MM-ddTHH:mm:ss)。エクセルでは、下記の関数で時刻データの書式を整えることが可能です:
TEXT([Cell Number],"yyyy-MM-ddTHH:mm:ss")
(図 1-2)。4・5列目(緯度・経度)は空値(入力なし)でも構いません。

ExcelのTEXT関数 図 1-2

6列目以降はデータの種類によって異なります。

年表(文字列データ): title列(1行目にtitleと書かれた列)の内容が年表に表示されます。それ以外の列の内容は詳細画面で確認できます(図 1-3)。

年表用の文字列データ 図 1-3

グラフ(数値データ): number列(1行目にnumberと書かれた列)の値がグラフに利用されます(図 1-4)。

グラフ用の数値データ 図 1-4

CSVファイルのテンプレートをご利用いただけます。

年表用のテンプレート download

グラフ用のテンプレート download

CSVファイルの保存

「名前を付けて保存」からファイルの種類をCSV(カンマ区切り)(*.csv)を選択し、作成したワークシートを保存してください(図 1-5)。

Excelの名前を付けて保存 図 1-5

2. HuTimeへのデータインポート

HuTimeを起動し、ファイル > インポート > レイヤを選択し、「開く」ウィンドウを表示します(図 2-1)。インポートするファイルを線あくし、「開く」ボタンを押します。

HuTimeのデータインポート 図 2-1

3. HuTimeでのデータ表示

インポートされたデータはレイヤとしてHuTime内に表示されます。表示する時間範囲の移動や拡大・縮小が可能です(図 3-1)。

Time Slider of HuTime 図 3-1

4. HuTimeでのデータの検索

メニューから、解析 > データ検索 を選択し、検索条件入力ウィンドウを表示します(図 4-1)。検索結果は、新規レイヤまたは該当レコードのハイライト表示として示されます。検索対象として複数のレイヤを検索対象とし、検索オプションで出力先を新規レイヤとした場合、がいとうするレコードが新規レイヤに統合されます。

Search window of HuTime 図 4-1