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時間基盤情報-暦変換(ユリウス暦・グレゴリオ暦の書式)

書式の指定

書式指定子とそれ以外の文字を組み合わせて入力または出力する書式を指定します。ユリウス暦・グレゴリオ暦では世紀や紀元前に対応した入出力が可能です。

例)出力で yyyy-MM-dd (C'c')と書式を指定した場合、2013年4月1日は 2013-04-01 (21c)と出力されます。

書式指定子

世紀

入力時は世紀を示すテキストが書式に従っているか評価をしますが、日付の計算には用いません。年を別途指定してください。

cc 入力/出力 2桁以上で示される世紀を解釈または出力します。紀元前は0以下の数値で示し、紀元1世紀は 01 、紀元前1世紀は 00 、紀元前2世紀は -01 です。正負の符号は桁数に含めません。世紀が100未満の場合は、上位の桁を0で埋めます。100以上の場合はそのままの数字を用います。
c 入力/出力 桁数を指定せずに世紀を解釈または出力します。紀元前は0以下の数値で示し、紀元1世紀は 1 、紀元前1世紀は 0 、紀元前2世紀は -1 です。世紀を表す数字をそのまま用います。
ca 入力 c と同じです。暦間での互換性維持のために設定されています。
CC 入力/出力 2桁以上で示される世紀を出力します。年号と組み合わせて使うことを前提とし、紀元1世紀は 01 、紀元前1世紀は 01 、紀元前2世紀は 02 です。世紀が100未満の場合は、上位の桁を0で埋めます。100以上の場合はそのままの数字を用います。
C 入力/出力 桁数を指定せずに世紀を出力します。年号と組み合わせて使うことを前提とし、紀元1世紀は 1 、紀元前1世紀は 1 、紀元前2世紀は 2 です。世紀を表す数字をそのまま用います。
Ca 入力 C と同じです。暦間での互換性維持のために設定されています。

年号

gg 入力/出力 年号を示します。紀元前は B.C. 紀元(後)は A.D. です。年の書式指定子 YYYY、YY、Y、Yaと組み合わせて利用してください。省略した場合、年は A.D. として解釈されます。

yyyy 入力/出力 4桁以上で示される年を解釈または出力します。正負の符号は桁数に含めません。紀元1年は 0001 、紀元前1年は 0000 、紀元前2年は -0001 です。
入力: 4桁未満の数字は解釈できません。年が1000未満の場合は上位の桁を0で埋めて4桁にしてください。
出力: 年が1000未満の場合は、上位の桁を0で埋めます。
yy 入力/出力 2桁で示される年を解釈または出力します。正負の符号は使えません。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。また、3桁以上の数字を書いた場合、最初の2桁のみが評価されそれ以降の数字は次の書式の解釈に渡されます。29以下の値はA.D. 2000年台として、30以上の値はA.D. 1900年台として解釈します。
出力: 100の位以上の桁は表示されません。10の位が0の場合は0が表示されます。
y 入力/出力 桁数を指定せずに年を解釈または出力します。紀元1年は 1 、紀元前1年は 0 、紀元前2年は -1 です。yyyyの形式のテキスト(10の位以上が0の場合)も解釈します。
入力: 数字として評価できるところまで読み取ります。
出力: 年をそのまま表示します。
ya 入力 y と同じです。暦間での互換性維持のために設定されています。
YYYY 入力/出力 4桁で示される年を解釈または出力します。年号と組み合わせて使うことを前提とし、紀元1年は 0001 、紀元前1年は 0001 、紀元前2年は 0002 です。
入力: 4桁未満の数字は解釈できません。年が1000未満の場合は上位の桁を0で埋めて4桁にしてください。年号が指定されていないときは A.D. として解釈します。
出力: 年が1000未満の場合は、上位の桁を0で埋めます。
YY 入力/出力 2桁で示される年を解釈または出力します。年号と組み合わせて使うことを前提とし、紀元1年は 01 、紀元前1年は 01 、紀元前2年は 02 です。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。3桁以上の数字を書いた場合、数字として評価できるところまで読み取ります。yyと異なり、A.D. 1900/2000年台としての解釈はせず、入力された数字をそのまま解釈します。年号が指定されていないときは A.D. として解釈します。
出力: 100の位以上の桁は表示されません。10の位が0の場合は0が表示されます。
Y 入力/出力 桁数を指定せずに年を解釈または出力します。年号と組み合わせて使うことを前提とし、紀元1年は 1 、紀元前1年は 1 、紀元前2年は 2 です。YYYYやYYの形式のテキスト(10の位以上が0の場合)も解釈します。
入力: 数字として評価できるところまで読み取ります。年号が指定されていないときは A.D. として解釈します。
出力: 年をそのまま表示します。
Ya 入力 Y と同じです。暦間での互換性維持のために設定されています。

MMMM 入力/出力 月の名称(省略なし)を解釈または出力します。
MMM 入力/出力 省略された月の名称を解釈または出力します。
MM 入力/出力 2桁で示される月の番号を解釈または出力します。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。
出力: 10の位が0の場合は0が表示されます。
M 入力/出力 桁を指定せずに月の番号を解釈または出力します。
入力: 数字として評価できれば、最大2桁まで読み取ります。MMの形式のテキスト(10の位が0の場合)も解釈します。
出力: 月の番号をそのまま表示します。
Ma 入力 入力時に用いるワイルドカードで、MMMM、MMM、Mのいずれかにマッチすることを示します。

dd 入力/出力 2桁で示される日を解釈または出力します。
入力: 2桁未満の数字は解釈できません。
出力: 10の位が0の場合は0が表示されます。
d 入力/出力 桁を指定せずに日を解釈または出力します。
入力: 数字として評価できれば、最大2桁まで読み取ります。ddの形式のテキスト(10の位が0の場合)も解釈します。
出力: 日を表す数字をそのまま表示します。
da 入力 d と同じです。暦間での互換性維持のために設定されています。

その他

* 入力 入力時に用いるワイルドカードで、0文字以上の何らかの文字を示します(正規表現の .* と同じ)。次の書式指定子で解釈できる表現が現れるまで読み飛ばします。冒頭に置くことはできません。
? 入力 入力時に用いるワイルドカードで、何らかの1文字を示します。冒頭に置くことはできません。
" 入力/出力 "で囲んだ文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力されます。"自身を示す場合は、引用符(')で囲うか\"と表現します。
' 入力/出力 'で囲んだ文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力されます。'自身を示す場合は、引用符(")で囲うか\'と表現します。
\ 入力/出力 エスケープ文字です。\の直後の文字は書式指定子として認識せずそのまま解釈または出力され、引用符("または')の中でも有効です。\自身は\\と表現します。